妊活にお灸は効果的?おすすめのツボやタイミング、頻度などまとめ

妊活にお灸は効果的?おすすめのツボやタイミング、頻度などまとめ

妊活中は、妊娠しやすい身体づくりをすることが大事。お灸は血行を整えて冷え症を改善させる効果ができるもので、妊娠しやすい身体づくりに適しています。そこで今回は、お灸の方法やおすすめのツボ、タイミング、頻度などを詳しくご紹介していきます。

お灸が妊活に繋がるのはなぜ?

妊活中は妊娠しやすい身体づくりをすることが大事。中でも大事なのは、適度な運動とストレス解消、そして、冷え症の改善です。

ストレスは心身ともに影響を与えますし、妊活中の運動不足は血行が滞って生殖機能の働きが弱くなることも。また、体が冷えやすいとさらに血行が悪くなり、卵巣に十分な栄養が行き渡りません。

妊活中は、生活習慣の改善、適度な運動、そしてお灸などを通じて冷え症を改善してくことで妊娠しやすい身体へと近づくことができますよ。

お灸で妊活に繋げよう!

お灸は冷え症の改善だけではなく、リラックス効果も期待できます。日頃からゆっくりできていない…。という方はお灸をすることでストレスを和らげることができます。

ここからは、冷え症の改善をはじめとした妊活に繋がるお灸のツボをご紹介していきます。

①三陰交(さんいんこう)

「三陰交」は足の内側のくるぶしの一番高い部分から指4本分上のところにあるツボ。骨と筋肉の境目に当たる部分です。三陰交にお灸をすえることで冷え症改善への効果が期待できます。

②期門(きもん)

「期門」は乳首から真っ直ぐ下に下がり、肋骨がなくなるところにあるツボ。血行を良くして胃腸の働きや月経周期を整えてくれます。胃もたれなどにも効果的なツボなので、ぜひ活用してみてください。

③関元(かんげん)

「関元」はおへそから指4本分下にいったところにあるツボ。生理痛にも効果があるほか、血行を良くする効果も期待できます。関元からさらに指1本下の部分には「中極(ちゅうきょく)」というツボもあり、こちらもお灸をすえることで血行を良くしてくれます。どちらも妊活中におすすめのツボなので、ぜひ試してみてください。

妊活中にするお灸のタイミングと頻度

ご紹介したツボはどれもセルフでもできる部分なので、お灸初心者の方でも安心♪

お灸をするタイミングですが、特に決まっていません。「なんとなく体が冷えるな」など、不調を感じたら行うようにすると良いでしょう。

妊活時のお灸は毎日する必要はありませんが、続けていくことで治癒力を高める効果が期待できます。体調が何となく優れない時だけお灸をするのも良いですが、時間にゆとりがあるなら、毎日行って身体の状態を整えるのも良いでしょう。ご自身のライフスタイルに合わせてお灸をしてみてくださいね。

まとめ

「お灸=妊娠に繋がる」ということではありませんが、お灸をして体内の血行の状態を整え、冷えを改善していくことで妊娠しやすい身体づくりに繋がります。今まさに妊活中という方は、ぜひお灸を毎日の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

掛川鍼灸治療院 灸style